Final Cut Pro Xで画面が跳ねるように膨らむスクリーンポンプエフェクト「Screen Pump Effect」の方法を紹介します。

スクリーンポンプエフェクト「Screen Pump Effect」の方法

Final Cut Pro Xで画面が跳ねるように瞬間的に膨らむスクリーンポンプエフェクト「Screen Pump Effect」の方法を紹介します。スクリーンポンプは、映像の動きに合わせて画面を弾ませるような感じで使ったり、BGMのベース音のドンドンという音に合わせて使う「Bass Bump Effect」とも言います。

Final Cut Pro Xで画面が跳ねるように膨らむスクリーンポンプエフェクト「Screen Pump Effect」の方法は、タイムラインにある映像クリップのスクリーンポンプにしたい箇所にマーカーを追加していきます。「M」を押すとクリップにマーカーを打つ事ができます。

マーカーを打ったら、映像クリップを選択してカーソルをマーカーの箇所に合わせて画面右上のインスペクタ「変形」から「調整(すべて)」で画面サイズを「110%」くらいにして右にある「キーフレーム」を打ちます。続いてタイムラインのマーカーの位置からフレームを左に1フレーム動かして、インスペクタ「変形」から「調整(すべて)」で画面サイズを「100%」に戻します。更に、マーカーの位置からフレームを右に1フレーム動かして、インスペクタ「変形」から「調整(すべて)」で画面サイズを「100%」に戻します。すると、マーカーの位置だけが画面サイズが「110%」の大きさになるので、再生すると画面が跳ねるように一瞬膨らむ感じになります。

※素早い小さな動きのスクリーンポンプエフェクトの場合は、1フレームをズラして画面サイズを変更します。大きな動きのスクリーンポンプエフェクトにしたい場合は、2フレームほどズラして画面サイズの「%」を大きくして調整すると雰囲気も変える事が出来ます。

マーカーを打った一箇所にスクリーンポンプエフェクトが出来たら、ほかのマーカーにも簡単にコピーしていく事が出来ます。まずは、映像クリップを選択して、右クリックから「ビデオアニメーションを表示」を選択します。するとマーカーを打った箇所と左右にキーフレームのようなモノが表示されるので「Shiftキー」を押しながら左右をクリックして選択し「Option + Shift + C」でコピーします。他のマーカーの位置にカーソルを移動させて、左に1フレーム動かしてから「Option + Shift + V」でペーストすると、マーカーの位置にちょうどコピーする事が出来ます。

Final Cut Pro Xで画面が跳ねるように膨らむスクリーンポンプエフェクト「Screen Pump Effect」の方法は、動画で分かりやすく紹介していますのでチュートリアルをご覧下さい。