Final Cut Pro Xでアスペクト比を「16:9」や「4:3」に設定変更する方法を紹介します。

アスペクト比を設定変更する方法

Final Cut Pro Xでプロジェクトのアスペクト比を新規に設定したり作業途中から「16:9」や「4:3」に変更する方法を紹介します。アスペクト比は、映像編集の作業途中からでも簡単に変更する事ができるので覚えておきましょう!

プロジェクトの「アスペクト比」を新規設定する方法

Final Cut Pro Xでアスペクト比を新規で設定する方法は、まず「プロジェクト」の新規作成で「ファイル」から「新規」で「プロジェクト」を選択します。表示されるウィンドウの「ビデオ」の「フォーマット」を「16:9」にするのなら4K(3840×2160)や1080p HD(1920×1080)などを選択します。「4:3」にしたい時は「フォーマット」のタブを「カスタム」に変更して「解像度」を(1440×1080)にすればOKです。

プロジェクトの「アスペクト比」を作業途中から変更する方法

Final Cut Pro Xでアスペクト比を編集作業の途中から変更したい場合は、まず変更したい「プロジェクト」を選択して、画面右上にある紫色の「変更」をクリックします。するとウィンドウが表示されるので新規設定と同様に「ビデオ」の場所を変更していきます。

「16:9」なら4K(3840×2160)や1080p HD(1920×1080)に変更。
「4:3」にしたい時は「フォーマット」のタブを「カスタム」に変更して「解像度」を(1440×1080)に変更。

編集の作業途中からアスペクト比を変更する場合は、注意しないといけないポイントがあります。アスペクト比が変わる事で、映像クリップを画面サイズに合わせないといけません。なのでタイムラインにある映像クリップを選択して「変形」の「調整」で数値を上げて映像を拡大しましょう。「16:9」から「4:3」に変更する場合は、上下にスペースが空くので映像クリップを大きくして調整します。

映像クリップをまとめて拡大したい時は「新規複合クリップ」が便利!

編集途中からアスペクト比を変更して、既に編集が完成したクリップがたくさん並んでいる場合はタイムラインにある映像クリップを全て選択して右クリックすれば「新規複合クリップ」でクリップを一つにまとめる事ができます。そうすれば一括で全てのクリップの画面サイズの拡大ができるようになるので、とても便利です。

Final Cut Pro Xでアスペクト比を設定変更する方法は、動画で分かりやすく紹介していますのでチュートリアル動画をご覧下さい。動画では、プロジェクトの新規設定でアスペクト比を「16:9」の4K(3840×2160)にしてから、「4:3」の(1440×1080)に変更しています。たくさんの映像クリップを一つにまとめる「新規複合クリップ」も使っています。