Final Cut Pro Xで映像クリップにまとめて一括でエフェクトをかける事ができる調整レイヤー「Adjustment Layer」の追加方法を紹介します。

映像クリップにまとめて一括でエフェクトをかける調整レイヤー「Adjustment Layer」

Final Cut Pro Xで映像編集をしている時に、タイムラインに並ぶたくさんのクリップにエフェクトを一括してかける方法を紹介します。映像編集中にレターボックス(上下の黒帯)でクリップ全体にエフェクトをかけたい時や、LUTを全てのクリップに当てたい時なんかに非常に便利な方法になります。

そんな編集作業の効率がグンと上がる便利なモノは、「Adjustment Layer」アジャストメントレイヤーというプラグインになります。この「Adjustment Layer」をダウンロードしてFinal Cut Pro Xに追加すれば、映像のクリップの上にこのアジャストメントレイヤーを置いて、そこにエフェクトをかける事ができます。このアジャストメントレイヤーはドラッグして伸ばしたりして使えるので、複数個のクリップの上で自由に長さを変えて調節できます。

Adjustment Layer ダウンロード : https://sellfy.com/p/Nxcc/

無料で配布されていますので、カートに入れてメールアドレスを入力すればダウンロードができます。プラグインは、海外映像クリエイターの「RyanNangle」さんのページからダウンロードでき、アジャストメントレイヤーを使ってクリップ全体にLUTを当てる方法を動画で紹介されています。

「Adjustment Layer」の使い方

アジャストメントレイヤーのプラグインをFinal Cut Pro Xに追加できたら、画面左上にある「タイトル」の中に「Adjustment Layer」が表示されていると思います。この「Adjustment Layer」をクリックすると、「long」「Medium」「Short」と3つの長さの違うアジャストメントレイヤーが表示されます。長さの調節はタイムラインで出来るので、どれでもよいのでタイムラインに並ぶクリップの上あたりにドラッグ&ドロップしてみて下さい。

クリップ全体の上にアジャストメントレイヤーを置いて、全てのクリップに「レターボックス」で上下の黒帯を付けたり、LUTも全体的に当てることができます。アジャストメントレイヤーは長さを調節できるので、複数のクリップだけエフェクトをかけたい時なんかに非常に役立ちます。編集作業の効率も上がるので、是非試してみて下さい!