Final Cut Pro Xでガウス「Gaussian」とキーフレームを使って映像をぼやけさせる方法を紹介します。

ガウス「Gaussian」で映像をぼやけさせる方法

Final Cut Pro Xでガウス「Gaussian」とキーフレームを使って映像をぼやけさせる方法を紹介します。ガウスのエフェクトをかける事で、映像にぼかしを入れる事が出来ます。動画の始まりなどで、映像をぼやけた感じから徐々にピントが合ったような状態に変化させてテキストを目立たせたい時なんかに使えます。

Final Cut Pro Xでガウス「Gaussian」とキーフレームを使って映像をぼやけさせる方法は、タイムラインのクリップにエフェクトの「ブラー」から「ガウス」を適用させます。画面右上のインスペクタに「ガウス」が表示されるので「Amount」と「Blur Boost」の数値を変更して、ぼかしの強弱を調整します。「Horizontal」と「Vertical」の数値を変更すると、ぼかしが縦横に伸びた雰囲気にする事が出来ます。

映像をぼやけた感じから徐々にピントが合ったような状態に変化させるには、キーフレームを使います。映像クリップを選択して、クリップの左端の位置に再生ヘッドを持っていきインスペクタの「Amount」の数値を「70」くらいに調整して、右にある「+」をクリックしてキーフレームを打ちます。映像クリップを再生させてピントを合わしたい位置に再生ヘッドを決め、「Amount」の数値を「0」に戻します。すると、映像がぼやけた感じから徐々にピントが合ったような状態に変化します。

逆にピントが合った状態の映像から徐々にぼやけた感じにする方法は、映像クリップのぼやけた感じにしていきたい位置に再生ヘッドを決めて、インスペクタの「Amount」の数値を「0」にして右にある「+」をクリックしてキーフレームを打ちます。そして映像クリップの右端の位置に再生ヘッドを持っていき「Amount」の数値を「70」くらいすると、ピントが合った状態の映像から徐々にぼやけた感じになります。

Final Cut Pro Xでガウス「Gaussian」とキーフレームを使って映像をぼやけさせる方法は、動画で分かりやすく紹介していますのでチュートリアルをご覧下さい。