Final Cut Pro Xでクロップを使って映像の上下に動く「黒帯」をつける方法を紹介します。

クロップで上下に動くレターボックス「黒帯」をつける方法

Final Cut Pro Xでクロップを使って映像の上下に動く「黒帯」をつける方法を紹介します。動画の中でシネマティックな雰囲気にしたい時などに、上下からゆっくりと黒帯が下りてくる「ROLL ON LETTERBOX EFFECT」です。動画のオープニングなどで使ったりするとイイ感じになります。

クロップを使って映像の上下に動く「黒帯」をつける方法は、エフェクトの「レターボックス」を使わずに「クロップ」で作ります。まずは、タイムラインにある映像クリップの前と後ろの部分を少し縮めます。(黒帯を付けた後に伸ばせるようにする為)クリップを縮めたらクリップの一番前の位置に再生ヘッドを置いて、画面右上のインスペクタにあるクロップの「上」と「下」のキーフレームを打ちます。次にクリップを約2秒くらい再生した位置に再生ヘッドを置いて、クロップの「上」と「下」の数値を265pxくらいにします。すると黒帯がゆっくりと動きながら上下につきます。

クリップの後ろ部分は、黒帯がゆっくりと戻っていく感じにしたいので後ろから2秒くらいの位置に再生ヘッドを置いて、インスペクタにあるクロップの「上」と「下」のキーフレームを打ちます。その後に、クリップの一番後ろ部分に再生ヘッドを置いて「上」と「下」の数値を0pxに戻します。すると、今度は黒帯がゆっくりと戻っていく感じになります。黒帯が映像クリップに出てくる前や戻っていった後、すぐに映像が切り替わると少し不自然なので最後に最初に縮めて置いたクリップの端をドラッグして伸ばしたら完了です。

Final Cut Pro Xでクロップを使って映像の上下に動く「黒帯」をつける方法は、動画で分かりやすく紹介していますのでチュートリアルをご覧下さい。